ベストセラー「南仏プロヴァンスの12ヶ月」に紹介されたボード・プロヴァンス社の代表的なオリーブオイルです。

一般的なオリーブオイルがオリーブの実を収穫後すぐに絞るのに対し、このオリーブオイルは、あえて4〜5日ほど寝かせてから絞るという、今では珍しくなった昔ながらの製法によって作られます。

使われるのはレ ボーの谷でしか採れない5種類のオリーブの実。

それを昔ながらの石臼ですり潰し、濾過をすることなく樽に入れ、自然にオイルと水が分離するのを待ち、最終的にオイルだけを取り出します。

そのオイルはぴりぴりした刺激がなく、苦味を抑えた実にまろやかな味わいです。そして、このオイルの最大の特徴ともいうべき、「ブラックオリーブ」や「カカオ」といった香がします。

しかし、世界的に評価が高いオイルにもかかわらず、この香りゆえに「エキストラ」を名乗る事ができません。

EUの規則には、酸度基準と官能判断基準があり「酸度0.8％以下」はクリアしているものの、ブラックオリーブ、カカオという香りが「規定にある香り」の中に 当てはまらない のです。

その為、商品名はエキストラバージンオイルではなく、「バージンオイル」となっています。

◎収穫後、オリーブの実は4〜5日間熟成される（↑）

その１.刺激や苦味がなく、素材の味を邪魔しません

あえて「熟成させる」という手間をかけて絞られたオイルは、実にまろやか。
他とは違う「ブラックオリーブやカカオ」という風味も強すぎるという事がなく、素材の味を邪魔しないので、バゲット、サラダ、魚介料理、パスタの仕上げなど、どんな料理にも合わあせていただけます。

その２．AOP認定オイル

AOPは高級ワインの品質を保証する目的で始まったフランスの認証制度ですが、現在はワイン以外にも広く適用されています。

このオイルは「ヴァレ デ ボー ド プロヴァンス」を取得。
フランスの農業製品として、その地域の 伝統的な製法、原材料などを守って作られた品質のものであると保証 （ブランドとして保証）されたことを示しています。

又、パリ農業コンクール金賞をはじめ数々の受賞歴があります。

その３．希少価値オリーブ使用

フランスでしか採れない５品種（ピコリーヌ、グロサンヌ、サロネンク、ベルゲット、ヴェルダル）を使用。AOPを取得する事により収穫できるオリーブの地域が限定され、収穫量が少なく、希少価値があります。

見た目も高級感のあるオイルです。
お中元、お歳暮、誕生日、お祝い、記念日など、特別な日のギフトに。

そして、お料理好きなあなたの、自分へのご褒美に。