今年もモンドールの季節がやってきた。

かつてはフランスに行かなければ食べられなかったモンドールも、今では日本人の大好きなチーズの１つになりました。

この季節、必ず 一度はこのチーズが食べたくなってしまう モンドールファンも急増中。
ワイン好きやチーズ好きをワクワクさせる、待ち焦がれた秋冬だけの味覚です。

「ウォッシュチーズ」の分類に入るモンドールですが、若い熟成の時は生地に弾力があり香りも穏やか。ほとんどクセもなく、まろやかで優しいミルクの甘味を感じます。

チーズの 強い香りが苦手という方は若い熟成で 召し上がるのがおすすめです。

熟成が進むに従い生地がとろとろに柔らかくなり、香りや旨みがより濃厚に変化してゆきます。

まずは一口、滑らかなチーズをスプーンですくって召し上がってみてください。
容器に使われているエピセアの木の香りと濃縮されたミルクの味わいがまったりと広がります。

一度で食べきれない時は、チーズの上部を丸く切った表皮をかぶせて、もとのように木箱にふたをして保存してください。次もおいしく食べられます。

残ったモンドールに少量の白ワインを入れて混ぜ、オーブンやオーブントースターでぐつぐつするまで加熱すれば、チーズフォンデュに。パンやじゃがいもにつけてお召し上がりください。

モンドールで作るちょっと贅沢なチーズフォンデュはお誕生日やクリスマスなどのパーティにもおすすめ。こちらの食べ方をしたくてお買い求めいただく方も多くいらっしゃいます。
※ニンニクはお好みで加えてください。

※モンドールのカビについて。

フランスのモンドールは無殺菌の牛乳を使って作られたウォッシュチーズです。乳酸菌や発酵菌が生きていますので、木枠との境目、表皮全体にカビがついていることがあります。
（※カビがついていても、品質に問題があるということはございません。）

お召し上がりの時は、カビの部分は外して（切り取って）お召し上がりください。